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パクリはなぜダメなの?

先日

 

ねじれたみんなの頭のハジ

 

という4ページのまんがを公開したところ

 

以下のようなコメントをいただいた。ありがとうございます。

 

「パクリじゃん、許可取ったの?」

描く前に「すみません、パクりたいんですけどいいでしょうか?」って聞くの?

 

「滑ってるし、もじりましたで済むわけないよ」

そうか?というか滑ってることは悲しい。

 

「よく公開したね。作者に見つからないことを祈る」

むしろ見つかってほしいのだが、とくにリアクションはないようだ。さみしい。

 

もうおわかりのように、このまんがのタイトルは

外れたみんなの頭のネジ」という、うえやま洋介犬先生の大ヒットホラーまんがを

パクっ・・・もじったものである。(どうも「もじったでは済まされない」らしいが、何がどう済まされないのかはよくわからない)

 

パクリとは盗作を意味し、作品の様々な要素を文字通り「盗んだ」と、盗まれた側が主張した場合に「パクリ」とみなされる。

最近では映画「カメラを止めるな!」をめぐって、原案の権利者からひと声上がったことが記憶に新しい。

 

ということは、「パクられた」と権利者から言われない限りパクリにはならないとも考えられるが、世論はそうではなく、パクるのは普通にダメらしい。このことに関して最初は首をかしげていたが、黙って物を盗もうが「盗みますよ~」とみせびらかしながら盗んでも泥棒には違いないことはなんとなくわかった。そして、盗作というのは、初めに些細な盗作を黙認していると、次第にエスカレートしていき、しまいには本気で盗みにくることがあるそうで、だから小さな盗作の芽を気にする人も多いそうだ。あの家は盗みやすい家だと思われてから防犯のために屋根に油を撒いても遅いということらしい。

 

次は滑らないように気を付けます。